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旗印を振って演舞をされる関ケ原組
例年、6月の第1土曜日と日曜日は、呼子のお節句行事、『呼子大綱引き』が行われるのですが、コロナ禍のため、今年で3年連続の中止となってしまいました。大綱引きは行われませんでしたが、関連イベントが行われたので、一部をご紹介します。
呼子綱引き会館で説明を受ける武将隊
「熊本城おもてなし武将隊」より、
加藤清正(かとうきよまさ)さま
小西行長(こにしゆきなが)さま
島津義弘(しまづよしひろ)さま
の三武将
「古戦場おもてなし武将隊関ヶ原組」より、
福島正則(ふくしままさのり)さま
細川興元(ほそかわおきもと)さま
後藤又兵衛(ごとうまたべえ)さま
の三武将
以上、六名の武将が、豊臣秀吉の朝鮮出兵のころより始まったとされる、「呼子大綱引き」由来の地へお見えになりました。
ちなみに、「呼子大綱引き」は加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船の綱を用いて引かせたことが由来とされています。
各地区の若衆たちと記念撮影
5日(日曜日)は、あいにくの雨天となり、呼子朝市通りの練り歩きなどは中止となりましたが、
太刀を交えながらの演舞
太刀を交えながらの演舞は武将隊ならではの迫力があり、ポーズも決まって、観客からの拍手は盛大でした。
鎮西町の「道の駅桃山天下市」に、勢ぞろいした武将隊
武将隊の加藤清正さまのご挨拶では、「秀吉さま由来のこの地と大綱引きがこれからも続いていきますように、我々も応援しております。また呼んで下され」とのことでした。
来年、呼子大綱引きが開催できるのかは今の時点ではわかりませんが、武将隊の皆さまが参戦されたらどんなことになるかしら、と想像を膨らませた1日でした。
(取材地:呼子大綱引き会館および道の駅桃山天下市)