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更新日:2022年7月7日

ヒブ(Hib)感染症

ヒブ感染症は、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児での発生には注意が必要です。主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。この菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、敗血症、髄膜炎、化膿性の関節炎などの重篤な疾患を引き起こすことがあります。

ヒブワクチンの効果

ワクチン接種により、ヒブが血液や髄液から検出されるような重篤なヒブ感染症にかかるリスクを95%以上減らすことができると報告されています。

対象者

唐津市に住民登録がある生後2か月以上5歳未満の人

接種回数と標準的な接種スケジュール

接種開始時期 接種回数 接種の受け方
生後2か月以上7か月未満 4回(初回3回、追加1回)【注1】 初回(3回) 1歳未満の間に、27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上の間隔をあけて3回接種
追加 初回接種終了後7か月以上の間隔をあけて1回接種
生後7か月以上1歳未満 3回(初回2回、追加1回)【注2】 初回(2回) 1歳未満の間に、27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上の間隔をあけて2回接種
追加 初回接種終了後7か月以上の間隔をあけて1回接種

1歳以上5歳未満

1回 1回接種

【注1】初回2回目と3回目接種は、1歳未満の間に行い、それを超えた場合は行いません。この場合、追加接種はできますが、初回接種終了後、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をあけて1回行います。

【注2】初回2回目の接種は、1歳未満の間に行い、それを超えた場合は行いません。それを超えた場合、追加接種はできますが、初回接種終了後、27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をあけて1回行います。

接種方法

予診票は出生届のときに配布した予防接種予診票つづりの中にあります。

接種費用は無料です。予診票と母子健康手帳を持って指定の医療機関で接種してください。

問い合わせ

唐津市保健センター 

〒847-0861 佐賀県唐津市二タ子1丁目5番1号/唐津市健康サポートセンター「さんて」内

電話番号:0955-75-5161