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更新日:2024年3月18日

大規模林野火災消防演習を行いました

目的

大規模な林野火災が発生した場合を想定し、常備・非常備消防との連携強化に主眼を置き、安全、確実および迅速な警防活動を行うもの。

日時

令和6年2月25日(日曜日)午前10時から午前11時30分まで

場所

藤ノ平ダム付近(東松浦郡玄海町大字長倉)

参加機関

  • 玄海町消防団
  • 玄海町大字長倉地区住民の皆様
  • 佐賀県防災航空隊
  • 唐津市消防本部

訓練想定

  1. 東松浦郡玄海町大字長倉で住民が火災気象通報発表中に畑の枯れ草焼きをしていたところ、急な風にあおられ付近の山林に飛び火し火災が発生した。付近住民により初期消火を実施したが火の勢いが強く、山林を延焼拡大していく一方である。なお、初期消火活動中に転倒した負傷者がいる模様。公民館付近で発生した火災は、強風による延焼の危険が大きいため、公民館での行事に参加していた住民を消防団が誘導し、避難場所まで避難させる。
  2. 火災旋風が発生し、かつ最大10メートルを超える強風により東側に150メートル離れた山林および南東側に200メートル離れた山林に同時飛び火し延焼拡大している。また、ダムの擁壁にも延焼の危険が生じている。
  3. 消火活動中の消防団員に体調不良者が発生。

訓練の様子

指揮本部で情報収集を行う第一火点へ放水はしご車現着はしご車からの放水ホースを延長し放水を行うドローン隊が現場全体の撮影を行っている防災ヘリがダムから取水している取水した防災ヘリが火点へ放水

訓練に参加して

前田大吉司令補玄海町消防団との連携体制に、大規模林野火災演習としては初めて佐賀県防災航空隊が加わった三者の連携訓練を行いました。高低差60メートルの上り坂で、ホースの総延長距離625メートル、ポンプ4台を使った難しい状況下での消火活動は学ぶことも多く、その中でスムーズな活動ができたことは自分たちの消防力を知ることができ自信につながったと思います。この演習を通してさらに協力体制を深め、課題を検証し、市民の安全安心のため、今後の現場活動に役立てていきたいと思います。(消防署西部分署 前田司令補)

問い合わせ

消防署

電話番号:72-4146