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更新日:2024年5月24日
定住自立圏構想とは、地方圏において、安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれの生活の場や生活の仕方に応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出するため、総務省が全国的な見地から推進している構想です。
具体的には、「集約とネットワーク」の考え方に基づき、中心市(人口5万人程度以上、昼夜間人口比率1以上)と周辺市町村とが圏域を形成し、圏域ごとに、中心市において必要な都市機能を確保するとともに、周辺市町村において必要な生活機能を確保し、農林水産業の振興を図るなど、互いに機能分担をし、連携・協力することにより、圏域全体の活性化を図ることを目的に取り組むものです。
平成の大合併により誕生した市についても、人口最大の旧市が条件に合致すれば、「合併一市圏域」として新市単体で定住自立圏構想の適用が可能で、合併後の唐津市単体でも対象となります。(平成12年国勢調査旧唐津市昼夜間人口比率1.019)
唐津市では、合併後の市域を圏域として、圏域全体の総合的なマネジメントにより、地域間の絆をさらに深め、暮らしを支え合い、圏域全体として魅力あふれる地域の形成を目指し、平成21年9月8日、国の「定住自立圏構想推進要綱」第4の定めに基づく「唐津市定住自立圏中心市宣言」を行いました。
「唐津市定住自立圏形成方針」は、中心市宣言を行った唐津市において、人口定住化のために必要な都市機能・生活機能の確保に向けて、「生活機能の強化」、「結びつきやネットワークの強化」および「圏域マネジメント能力の強化」の観点から相互連携や機能分担する具体的な取り組み内容について定めたもので、「定住自立圏構想推進要綱」第5の定めにより、平成22年第1回唐津市議会定例会の議決を経て策定しました。
「唐津市定住自立圏共生ビジョン」(以下、「共生ビジョン」という。)は、広域化した市域を一つの圏域として捉え、定住自立圏を形成する唐津市において、人口の定住化に必要な都市機能および生活機能の確保、充実を図るとともに、自立のために必要な経済基盤を培い、地域の活性化を図るため、唐津市定住自立圏の将来像を提示し、その実現に向けて特に推進していく具体的取り組みを示すもので、平成22年12月に第1次共生ビジョンを、平成28年2月に第2次共生ビジョンを、令和2年3月に第3次共生ビジョンを策定しました。
共生ビジョンの策定にあたっては、地域の関係者や学識経験者などを構成員とする「唐津市定住自立圏共生ビジョン懇談会」(以下、「懇談会」という。)を開催し、地域が抱える課題について多数のご意見をいただいたほか、パブリックコメントを実施しました。
共生ビジョンは、今後も懇談会での検討等を経て、適宜所要の見直しを行います。
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