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更新日:2022年5月27日
吉村慎一郎委員長、宮本悦子副委員長、原雄一郎編集長、宮原辰海委員、
久保美樹委員、岡部高広委員、伊藤一之委員、黒木初委員
令和4年4月20日(水曜日)から令和4年4月21日(木曜日)まで
「議会だよりの編集・発行」について
No.51 文字を中心に掲載 |
No.56 主な事業をピックアップ |
No.59 議員の顔と発言を掲載 |
No.53 | |
No.57 | |
No.64 |
霧島市議会の議会だよりは、『市民に手にとってもらえるように』を第一に考えて作成されていると感じた。特集ページやきりしまびと(市内で活躍されている人の紹介)を紙面に設けることで、市民に興味を持ってもらい、また、読みたくなるようにデザインされている。
議会だよりの紙面は、見やすい文字の大きさ、フォントを採用されていて、空間を上手に使ったデザインで、小学生でも読んでわかるようにと関連する写真を掲載し、見出しと写真で内容がわかるように配慮されている。
記事の書き手側としては、伝えたいことがたくさんあり、文字が多くなってしまうが、霧島市では要点のみを記事にするよう徹底されている。より詳細を知りたい人には、QRコードに誘導するように配慮されていて、読み手側の“知りたい”度合いに対応できるよう工夫されていた。
使用されている写真は、はじめは各委員が写真を撮っていたが、質が落ちるため、カメラマンに依頼し、表紙も市が実施している「きりしまフォトコンテスト」の入選作品の写真を使用され、読みたくなる紙面である。
紙面改善について、以前の霧島市の議会だよりを見てみると、文字が多かったが、改善点に気づいた時点で次号から反映していると説明があった。
唐津市と霧島市の議会だよりは、特集ページを除けば紙面構成だけでなく、運営方法もほとんど変わらないため、書き手側が伝えたい内容だけでなく、読み手側に手に取ってもらうような、読みたくなるような形に少しずつでも工夫していけば、霧島市の議会だよりのように唐津市の議会だよりも、より見やすく読みやすいものになっていくと感じた。
視察の様子 |
霧島市議会議場 |
「市民が読みやすく、親しみのもてる議会だよりをつくる」を編集方針に、
を心掛けている。
日置市でも霧島市と同様、『市民が読みやすく、親しみの持てる議会だよりをつくる』を方針に、市民に伝えたいことはもちろんのこと、市民が知りたいことは何か、それに応えられているか、読み手側を意識して作成されている。
内容も、小学生が見てもわかる内容にと作成段階から意識づけを各委員間で共有し、文字数を少なくし、読み間違いがありそうな漢字にはルビを入れ、難しい言葉は使わない紙面となっている。
予算議案では、以前は唐津市のように金額をタイトルにしていたが、金額よりも内容が大事であり、そこを重点に掲載されていた。
一般質問の原稿も、以前は通告どおりに「〇〇について」と表現していたとのことだが、質問内容を凝縮してわかりやすく身近な見出しにし、流し読みする人や時間がない人でも読めるよう、新聞のように頭の文章で内容がわかるよう工夫されている。
日置市でも、ここ数年で紙面がかなり改善されていたが、鹿児島県では、県全体で年に1回「広報クリニック」を実施していて、そこで専門家の具体的な指摘を受けて、すぐに改善に取り組んでいるとのことだった。鹿児島県内の議会だよりが全体的に読みやすいと感じたのは、こうした取り組みにより改善を重ねている結果だと感じた。
唐津市でも紙面改善を進めるにあたり、こうした機会に出向き、指摘を受けることがよりスピーディーでより良い紙面改善につながっていくのではないかと感じた。
視察の様子 |
日置市議会議場 |
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