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【11月2日・3日・4日開催】唐津くんち
毎年11月2日から4日にかけて行われる、唐津神社の秋季例大祭です。
笛、鐘、太鼓で奏でられる三ッ囃子(みつばやし)や曳子(ひきこ)の「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声に乗って14台の豪華絢爛(ごうかけんらん)な曳山が勇壮に旧城下町を巡行します。
曳山はそれぞれ形が異なり、獅子や兜(かぶと)、亀や鯛(たい)などさまざまな形をしており、和紙や漆、金箔(きんぱく)などで仕上げられた世界最大級の乾漆造(かんしつづくり)の美術工芸品となっています。
唐津くんちの曳山行事は、国の重要無形民俗文化財に指定され、14台の曳山は佐賀県の重要有形民俗文化財に指定されています。また平成28年(2016年)12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
とき
毎年11月2日・3日(祝日)・4日
ところ
旧唐津市内一帯
内容
11月2日:宵曳山(ヨイヤマ)
各町内から翌日の御旅所神幸に備え出発し、旧城下町を巡行しながら14台の曳山が合流し、唐津神社を目指します。
提灯に照らされ、浮かび上がった14台の曳山はどれも幻想的です。
時間
19時30分~22時10分
巡行コース
大手口(全14台中6台巡行開始)~旧城下町を巡行しながら各町から他8台の曳山合流~曳山展示場へ
11月3日(祝日):御旅所神幸(おたびしょしんこう)
早朝5時頃に唐津神社境内で獅子舞「神田(こうだ)かぶかぶ獅子」が唐津神社に奉納されます。
午前9時30分を回ると14台の曳山は御神輿(おみこし)のお供をして御旅所である西の浜へ向かいます。
西の浜での曳込みでは2~3トンにもなる曳山は車輪が砂地に埋もれ、なかなか進まず、曳子たちの掛け声も最高潮に達します。その豪快な様子はまさに圧巻です。
時間
9時30分~16時15分
- 御旅所曳込み(西の浜、正午開始)
- 御旅所曳出し(西の浜、15時開始)
巡行コース
唐津神社~旧城下町一巡~御旅所(昼休憩)~各町へ
11月4日:翌日祭(よくじつさい)
最終日ともあって曳子の掛け声も観客の声援も一体となり、曳山は唐津神社横の曳山展示場に曳き納められ、3日間に及んだ行事は幕を閉じます。
時間
10時00分~16時40分
- 米屋町通り勢揃い(12時00分)
- 米屋町通り曳出し(14時30分)
巡行コース
唐津神社~旧城下町(前半)~米屋町通り(昼休憩)~旧城下町(後半)~曳山展示場へ
注意事項
予定時間はすべて1番曳山「赤獅子」の出発(通過・到着)時間です。14台の曳山が通過まで予定時間から約50分かかります。
関連リンク
一般社団法人唐津観光協会ホームページ<外部リンク>
問い合わせ
唐津駅総合観光案内所
電話番号:0955-72-4963