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唐津ネイチャーファイナンス研究会の設立・取り組み内容
唐津ネイチャーファイナンス研究会《自然資本を活かした持続可能な地域社会と経済の両立を目指して》
研究会の目的(要旨)
唐津ネイチャーファイナンス研究会は、令和8年1月28日に設立され、唐津市が有する豊かな自然資源(里山・里海・森林など)を自然資本として価値づけ、金融や地域経済と連携させて活用する枠組みの研究および実証を目的としています。
本研究会では、
- 自然と経済が両立する先進的な地域モデルの構築
- 自然資本の「見える化」と価値化
- 生物多様性の保全や気候変動対策と地域振興を一体的に推進する取り組み
を柱に、自然環境の保全・再生と地域の持続的な発展を同時に実現する仕組みづくりを進めます。
背景
唐津市は以下の考え方に基づき、ネイチャーポジティブの実現に向けて取り組んでいます。
- 自然資本の保全・再生
- 自然資本と経済活動を結びつける取り組み
- 佐賀県内自治体として初のネイチャーポジティブ宣言実施(唐津市ネイチャーポジティブ宣言を行いました)
こうした方向性をさらに具体的なアクションにつなげるため、金融・企業・研究機関などと連携した仕組みの検討・研究が必要とされました。
研究会の構成と参画組織
- 唐津市
- みずほフィナンシャルグループ・みずほ銀行・みずほリサーチ&テクノロジーズ
- 東北大学 COI-NEXT(シーオーアイ ネクスト)ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点
- 富士通株式会社
- 日本生命保険相互会社
- 株式会社 BLUABLE(ブルアブル)
- 合同会社シーベジタブル
- 株式会社シンク・ネイチャー
主な研究テーマ
-
自然資本と地域経済成長の両立モデル研究
→自然保全活動が地域経済のプラス要素になる仕組みの探求 -
ネイチャークレジットのあり方と実装可能性
→生物多様性クレジットなどの新たな金融商品化のルール検討 -
地域・企業双方に裨益するクレジット制度設計
→地域の自然保全と企業の価値向上の両立検証 -
流域全体(森・川・里・海)を統合した評価と仕組み設計
→唐津市の地理的特徴をいかしたモデル構築
期待される効果と展望
- 地域資源の保全と再生への資金循環
- 地域企業のSDGs/ネイチャーポジティブ戦略への貢献
- 自然資本の価値評価の標準化と金融商品化
- 他地域への横展開可能な先進モデル創出
今後の動き
- 実証のための調査・評価体制の整備
- ネイチャークレジット等の実装に向けた研究
- 地元住民・企業の参画拡大
- 取り組みについての公開・報告(「ネイチャーリンクKARATSU」で定期掲載)










