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更新日:2024年3月18日

「唐津市都市計画マスタープラン」の見直しと「立地適正化計画」の策定

平成22年12月に策定した唐津市都市計画マスタープランは、令和12年度までの概ね20年間を計画期間としています。しかし、計画策定以降、人口減少・高齢化の急速な進行、用途地域縁辺部の開発の進行に伴う中心市街地の空洞化、自然災害の頻発・激甚化、公共施設の更新などに伴う財政需要の増加など、唐津市を取り巻く環境は大きく変化しています。

また、平成26年8月には、都市再生特別措置法の一部改正により、「立地適正化計画」が制度化され、都市機能や居住機能を誘導することにより、コンパクトで利便性が高く、災害に強いまちづくりを推進していくこととされました。

そこで、唐津市では、これらの課題に対応しながら、コンパクトシティの形成に向けた取り組みを進めていくため、都市計画マスタープランを見直すとともに、立地適正化計画を策定することとしています。

都市計画マスタープランとは

都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2の規定に基づき、市の総合計画(基本構想)や、県が策定する都市計画区域マスタープランに即して定めるものであり、市の都市計画に関する基本的な方針となるものです。

唐津市都市計画マスタープランでは、概ね20年を計画期間とし、長期的な視点に立って、まちづくりの基本理念や目標、市の将来都市構造などを示したうえで、土地利用や都市施設、景観などの分野別にまちづくりの方針を定めています。

また、唐津市全域を5つの地域(中央、東部、南部、西部、北部)に区分し、それぞれの地域別にまちづくりの目標と方針を定めています。

都市計画マスタープランの構成

立地適正化計画とは

立地適正化計画は、都市再生特別措置法第81条第1項の規定に基づき、住宅(居住機能)や医療、福祉、商業などの生活に必要な施設(都市機能)の立地を適正に誘導していくための計画です。概ね20年後の都市の姿を見据え、どこに、どのような施設を、どのように集約(誘導)していくかを定めます。

一定の人口密度が確保されたコンパクトなまちづくりを進めることにより、生活利便性の向上や地域経済の活性化、行政コストの削減、居住地の安全性強化などの効果が期待できます。

立地適正化計画のイメージ図

計画策定の取組状況など

都市計画マスタープランと立地適正化計画については、令和4年度から令和5年度にかけて計画案を作成し、令和6年度にパブリックコメントや都市計画審議会の意見を反映させて策定する予定としています。

計画策定の取組状況については、随時更新していきます。

計画策定の体制

唐津市都市計画マスタープランの見直しと立地適正化計画の策定にあたっては、庁内の関係部署で構成する「庁内策定部会」と、学識経験者、関係団体、行政機関などの外部委員で構成する「策定委員会」を設置し、多様な観点から検討を進めています。

策定体制図

唐津市都市計画マスタープラン等策定委員会

「地方都市の魅力向上ー立地適正化計画」講習会への参加

都市機能の立地に着目し、これらを適正かつ計画的に誘導していくことで、都市のコンパクト化やエリア価値の向上を目指す立地適正化計画について、制度の理解を深めるとともに、まちづくりに携わる人材の育成を目的とした講習会が開催され、唐津市から参加しました。

講師

外尾一則(佐賀大学名誉教授、唐津市都市計画審議会会長)

開催時期

令和4年5月2日から9月30日まで(全10回)

場所

Zoomミーティングによるオンライン形式

開催報告

講習会の参加者による開催報告を掲載しています。

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問い合わせ

都市計画課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-72-9136