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全国の展覧会紹介企画with図録 その3「難波田龍起」(令和7年8月5日)
全国各地で開催している展覧会。
「どこがおすすめ?」「どんな人の作品がすごいの?」という美術ファンの気持ちに応える情報をお届けします。
第3回目は「難波田龍起(なんばたたつおき)」です。
展覧会紹介
現在、東京都新宿区西新宿の東京オペラシティアートギャラリーでは「難波田龍起」の回顧展が開催されています。
[注]このページで紹介する展覧会は、近代図書館で開催するものではありません。展覧会に関する詳細は、東京オペラシティアートギャラリーまでお問い合わせください。
展覧会開催情報
令和7年10月2日(木曜日)まで(ホームページ公開時点の情報です)
詳しくは、東京オペラシティアートギャラリーのホームページ<外部リンク>をご確認ください。
難波田龍起とは
抽象絵画をご存じでしょうか。ぱっと見ただけでは何が描いてあるかはわからない。
難波田は、日本における抽象絵画のパイオニアです。
1905年(明治38年)に生まれ、詩や哲学に興味をもつ青年でした。高村光太郎から薫陶をうけ、画業へまい進します。西洋の影響を受けながらも日本的な詩情あふれる絵画を描きました。
一見、抽象絵画は難しいと感じてしまうかもしれませんが、詩を感じるように、色彩や形を素直に受け止めてみると何か感じるかもしれません。
こちらの展覧会は生誕120年にあわせて、難波田の画業の全貌を紹介するものです。お近くまでお越しの際は、ぜひどうぞ。
図録紹介
近代図書館が発刊した図録で、難波田龍起の作品を掲載しているものは次の2つです。
- 音に恋した美術展(平成20年度)
- 近代絵画の歩みー目と心の窓(平成8年度)
詳しくは展覧会図録をご確認ください。