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全国の展覧会紹介企画with図録 その5「黒田清輝・藤島武二」(令和8年3月31日)

ページID:0044831 更新日:2026年3月31日更新 印刷ページ表示

全国各地で開催している展覧会。

「どこがおすすめ?」「どんな人の作品がすごいの?」という美術ファンの気持ちに応える情報をお届けします。

第5回目は「黒田清輝(くろだせいき)・藤島武二(ふじしまたけじ)」です。

展覧会紹介

現在、鹿児島県の鹿児島市立美術館では「春の所蔵品展 特集:学芸員の「推し」コレクション」が開催されています。

[注]このページで紹介する展覧会は、近代図書館で開催するものではありません。展覧会に関する詳細は、鹿児島市立美術館までお問い合わせください。

展覧会開催情報

令和8年5月17日(日曜日)まで(ホームページ公開時点の情報です)

詳しくは、鹿児島市立美術館のウェブページ​<外部リンク>をご確認ください。

鹿児島市立美術館「春の所蔵品展 特集:学芸員の「推し」コレクション」チラシ

黒田清輝「大磯鳴立庵」油彩の画像
​黒田清輝「大磯鳴立庵」油彩、1896年 鹿児島市立美術館所蔵

どんな展覧会?

ひとくちに言うと、鹿児島市立美術館が所蔵する美術作品を紹介する展覧会です!

なかでも、勤務する学芸員6人がそれぞれの「推し」を紹介する特集もあります。

その館の学芸員の「コレッ!」と思う美術品…。果たしてどんなもの?興味がわきますね。

所蔵品展、どんなもの?

美術館は一般的に、目的をもって所蔵品の収集を行います。

鹿児島市立美術館は19世紀後半以降の西洋美術や、鹿児島ゆかりの作家の作品を収集すること等の基本方針があります。

そのため、所蔵品展には「その館が時間をかけて収集している作品を見ることができる」と考えるとわかりやすいかもしれません。

もちろん、調査や研究もなされています。

鹿児島は明治以降の日本の美術をけん引した芸術家が多数輩出されています。

それが黒田清輝や藤島武二らなのです。

所蔵品展と聞くと、なんだか控えめな内容に聞こえるかもしれませんが、「その館の底力が発揮される展覧会」という性質があるのです。

黒田清輝

薩摩藩士の子として1866年に生まれた人物。元々は法律を学ぶためフランスに留学しましたが、そこで画家に転向を決意。印象派を取り入れた外光派と呼ばれるスタイルの絵画を手掛けました。

東京美術学校(後の東京藝術大学)の教授などを歴任。

​​藤島武二

薩摩藩士の子として1867年に生まれた人物。四条派の画家・川端玉章(かわばたぎょくしょう)に師事し、後に洋画家・曽山幸彦(そやまさちひこ)から油彩画を学びます。黒田清輝との交流を経て、自らも東京美術学校で教鞭を執ります。彼もまた、日本の美術界けん引役を務めていました。

佐賀ゆかりの画家である岡田三郎助、久米桂一郎も画家として東京美術学校の教員となりました。

この意味で佐賀と鹿児島は似ている部分があるのですね。

今回取り上げた理由はここにあります。

[注]このほか「春の所蔵品展」では曽山幸彦、和田英作、橋口五葉(はしぐちごよう)、海老原喜之助など、日本美術史に名を残した芸術家らの作品が展示されています!

 

図録紹介

近代図書館が発刊した図録で、黒田清輝・藤島武二の作品を掲載しているものは次の2つです。

  • 日本近代洋画名品展(平成5年度)
  • 近代絵画の歩みー目と心の窓(平成8年度)

また、次の図録にも黒田清輝の作品を掲載しています。

海を想う(平成22年度)

詳しくは展覧会図録をご確認ください。


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