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更新日:2021年4月30日
中町Casaの鳥巣窯作陶展
今年、唐津やきもんまつりは中止されましたが、4月29日(木・祝)から5月5日(水・祝)まで、唐津焼の窯元らが空き店舗などを利用して作陶展を開催しています。
物産展示販売場がリニューアルしたアルピノ
食と器のコラボは残念ながら中止でしたが、各窯元や作家さんたちがオンラインを活用したり、検温やマスクの着用、手指の消毒、入場者制限などの感染症対策をしたりしながら展示を行っていました。
1階の物産展示販売場がリニューアルされた唐津駅前のふるさと会館アルピノの2階でも、唐津焼展が開催されていました。
中町にある「中町Casa」(旧村上歯科)は、築80年を経過した旧村上歯科医院兼住宅です。2013年4月27日にリノベーションされたこの場所では、鳥巣窯の作陶展が開かれていました。展示スペースのコーナー数か所に消毒液を設置し、窓を開けて換気するなど、感染症対策を行っていました。窓際にある唐津焼の大きな壺に若葉のモミジやツツジなどがいけられていて、時々、窓から入り込むそよ風で揺れているのは、とても風情がありました。旧家の建物と唐津焼がマッチした空間には、静かな時間が流れていました。
絵に取り組む高校生
市役所やまちなか、大名小路周辺には、晴天の下、分散した場所で絵を描く高校生の姿を見受けました。話を聞くと、美術部の皆さんでした。距離をとりながら、まちなかの建物や木々、花などをスケッチし、水彩画に熱心に取り組まれていました。
ゾンビランドサガのマンホール
大名小路児童公園に、県内が舞台のアニメ「ゾンビランドサガ」のキャラクター入りマンホール唐津バージョンが設置されたと聞き、公園内を散策。マンホールを見つけ、子どもの頃に返ったようにワクワクしながら写真に収めました。
また、公園内のフジ棚のフジの花が薄い赤紫でとても美しく、またもや小さな発見に心が躍りました。
大名小路児童公園内のフジの花
コロナ禍の大型連休は、他県や人の集まる場所にはなかなか出かけることはできませんが、数人でのウォーキングなど、少しでも気分転換になることや身近な道端・自然の中で、小さな発見をしながら過ごすのもいいかもしれませんね。
(取材地:唐津市中町、大名小路など)
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