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更新日:2022年1月12日
菖蒲地区の人たちが見守る鬼火焚き
お正月の行事の一つである鬼火焚きが、令和4年1月7日(金曜日)、8日(土曜日)にかけて鎮西町打上地区で行われました。
正月飾りを持ち込む地区の人
鬼火焚きは、1月7日にお正月飾りの門松やしめ縄飾りを燃やし、1年間の無病息災、家内安全を祈願する行事です。伝統行事とはいえ、近年はコロナの影響や環境の変化により中止されるところも多いようです。
菖蒲地区の鬼火焚き
打上地区では、それぞれ地区や小集落ごとに行われています。
菖蒲地区では、8日(土曜日)午後3時に火がつけられました。前日から区長さんを中心に地区の人たちが竹や木々を伐採したものを持ち寄り、やぐらを作ります。そこに正月飾りなどを入れておきます。
火入れ
いよいよ、午後3時。地区の人たちや消防団が見守る中、火がつけられました。火は勢いよく燃え上がり、竹がパンパンと音をはじかせ、さらに火が勢いを増します。煙が空に向かって伸びていきます。集まった人たちは、火を見ながら今年1年の無病息災を祈願したことでしょう。
消防自動車も待機
火が収まると、その火で餅を焼いたり持ち寄った食べ物を交換したりしながら地区のつながりを確かめていました。
塩鶴地区の鬼火焚き
ほかにも、鬼火焚きは塩鶴、打上(村下、渕山)早田地区でも行われていました。
(取材地:鎮西町打上地区)
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