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更新日:2023年3月20日
団体戦の様子
2月26日、肥前武道場で「肥前ふるさとじまんかるた大会」が開催されました。
このかるた大会は、肥前公民館の岩本館長の「肥前町の子どもたちが肥前町の良さを知って、ふるさとを大切に思ってくれる子どもを増やし、肥前町で活躍をしてほしい。」という思いがきっかけで肥前町の自慢をかるたにするのはどうだろうかと思いつきました。
伊万里市民図書館館長のお話し
そこで、地域の課題解決を支援する「課題解決支援講座」を通して、佐賀県立生涯学習センター、市教育委員会、市民センター、肥前町公民館が協力してかるたの制作に取り組むことにしました。
昨年の11月から講座を開き、第1回は、文化、自然、料理、産業、人など肥前町の魅力をみんなで出し合い、第2回は、かるたの絵札となる写真の撮り方をカメラマンの諸石さんから教えてもらい、実際に「映える」写真を撮影し、第3回は「五・七・五」のかるたの読み句のおもしろワードとおもしろルールを考えました。そして、最後となる第4回がかるた大会の日です。
個人戦の様子
かるた大会の指揮を執る伊万里市民図書館館長の鴻上さんが、「肥前おもしろかるた大会なので間違えたり、お手つきをしたりしても、えー!などと言わないことが一番大切です。ドンマイ!気にしない!と声を掛け合い楽しく頑張りましょう。」と初めにみんなと約束をし、太鼓の合図でかるた大会が始まりました。小さな絵札を使った団体戦と大きな絵札を使った個人戦があり、約50人の参加者が熱戦を繰り広げました。
肥前ふるさとじまんおもしろかるた
読み旬は、いろは島、住吉神社、切木ぼたん、いろは島のかき、にあんちゃんの碑、納所のがめ踊り、駄竹のちりめん、高串温泉と肥前町の名所や名物で作られており、子どもたちは、48枚の写真絵札に目をこらして身を乗り出し、読まれたらすぐさま絵札を取り合いました。
参加した子どもは、「五・七・五で言葉を作るのが難しかったけど、考えるのが楽しかった。また、こんな機会があったら参加したい。」と話し、かるたが完成した喜びとかるた大会のおもしろさに満足気な様子でした。
岩本館長は「かるたは、今後も改訂を重ね、もっと肥前町のいいところを付け加えていき、子どもからお年寄りまでたくさんの人に楽しんでもらえるように広めていきたい。」と話され、かるた大会は大成功を収めました。(取材地:肥前武道場)
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