身近にある温かい文化と芸術「唐津市民文化祭」（令和5年11月12日、松岡由美子）

11月11日と12日の土日に市民文化祭や産業文化祭が行われ、市内各所の身近な公民館などに地域の人たちがたくさん集まりました。

どの会場も大盛況で、コロナ禍で離れていた地域のコミュニティが戻ってきたようです。
相知町文化祭では、知り合いの絵画作品や盆栽の力作を堪能されていました。
呼子町文化祭では、地域の行事を題材にした作品があり、地元愛があふれていて、長く見てしまいました。

浜玉町文化祭では、お祭りのお面をかぶって盛り上げる和太鼓ステージがあり、観覧者も珍しい演奏に興味深く見入られていました。
長松産業文化祭では、無添加のマルボーロや人気のうどん、カレーなどが安価で複数の地域団体が販売されていて、地域の団結力を感じました。また、唐津くんちをモチーフにした展示品はみんなの人気者でした。

北波多ふれあいフェスタでは、唐津焼の発祥地ならではのステージ発表と焼き物を一緒に楽しめる展示コーナーがとても魅力的でした。野外では、かっぱ釣りの企画があり、カッパにちなんでキュウリなどの新鮮な野菜がとれるとあって、参加者は夢中になって楽しんでいました。

今回紹介した場所以外にも開催されているところがあります。誰でも参加できますし、手頃に1日楽しめるので、いいですよね。文化や芸術に触れる、市民のための市民による文化祭はとても温かく手作りの良さも感じられ、大事なものだと実感しました。

今回の唐津市民文化祭では、充実した時間を過ごすことができました。次回もゆっくりと過ごしてみようと思います。
また、これから開催されるところもありますので、みなさんもお気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。お楽しみ抽せん会を行うところもありますので、楽しみ倍増ですよ。
（取材地：市内公民館など）