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更新日:2022年5月6日
配備日時:令和4年4月25日(月曜日)
配備場所:消防署
唐津市消防署に配備されている救助工作車を更新し、運用を開始しました。救助工作車は、クレーン・ウインチ・大型照明装置などを装備していて、交通救助・山岳救助・火災・自然災害などさまざまな現場に対応します。見学には随時対応いたしますので、お気軽にお声かけください。
車種:日野レンジャー
駆動方式:4輪駆動
総排気量:5,120cc
全長:7.99m
全幅:2.40m
全高:3.22m
車両総重量:11,905kg
乗車定員:5人
8tシャーシから5.5tシャーシに車両を小型化したことで、狭あいな現場でも迅速に対応できるようになりました。また、全周にLEDの赤色灯を設置して、緊急走行時の視認性を高めています。作業灯も多く設置し、夜間での現場活動を安全でスムーズにできます。
中央に唐津市消防本部のエンブレムの「K」を黒色ベースに大きく配置し、文字を黒色と白色で統一。シンプルでインパクトのあるデザインの車両となっております。
また、フロントフェンダー・すべてのステップ部の塗装にはLINE-Xを採用し、デザイン性の向上だけでなく、隊員乗り降り時の滑り防止や資機材の干渉による傷つき防止に効果がある塗装となっています。
車両後部にはクレーンが設置されており、リモコンで操作ができます。車両上部には、三連はしご・カギ付きはしごが設置されていて、手動でスライドさせて取り出すことができます。また、バスケット担架を車両後部に収納することで、容易に取り出すことができるようになりました。
全周にLEDライトを設置することで、夜間でも視認性が高くなり、スムーズな活動ができるようになりました。また、大型照明装置は拡散で約100m、集光で約200mと離れた現場でも視認性を確保することができます。付属のオレンジ板に取り換えることで、霧が深い時などにも対応できます。
展開ステップや各ドアには青色LED点滅灯を設置し、ステップ展開中の注意喚起をすることで、より安全に活動できるようになりました。
モデル:172cm
バス型救助工作車の採用による後部座席の大型化で車内高が2.0m確保され、さまざまな救助事案の準備をスムーズに行うことができます。
展開ステップのフルフラット化で横移動時の転倒リスクを軽減できるようになりました。また、多くの救助資機材を格納していて、さまざまな現場に対応できます。資機材の配置にもこだわり、わかりやすく・迅速に・安全に取り出すことができます。
平成17年から令和4年までの16年間、唐津市を守ってきました。
火災:649件
救助:146件
警戒・その他:17件
唐津(KARATSU)と、消防の現場活動である火災(KASAI)、救急(KYUUKYUU)、救助(KYUUJYO)の頭文字である「K」を筆の粗いタッチでデザインし、多くの歴史・史跡が残る唐津市をイメージしています。あらゆる災害に対し力強く、地域住民に応えるべき責務を表しています。
「119」は鏡山から眺めた風景をイメージし、上部の青色は玄界灘、中心の白線は砂浜、下部の緑色は唐津市のシンボルのひとつである虹ノ松原を柔らかいタッチで表現しています。
縁取りは、消防車と警戒を呼びかける赤色灯をイメージする赤色、背景は、救急車と誠実さをイメージして白色を配しています。
これまでの風土、歴史を忘れることなく今から開かれる未来へ・・・
海・山・川の響きある響創のまち「唐津市」を守り、親しみをもたれる消防本部をモチーフにしたエンブレムです。
今後も、市民の皆様の安心・安全を守れるよう努めてまいります。
唐津市消防本部に配備している車両は、消防車両(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
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