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更新日:2022年10月13日
元気で長生きするためには「老化」を積極的に予防する必要があります。
唐津市で『介護・介助が必要になった原因』についてアンケート調査を実施したところ、「骨折・転倒」が23.9%で最も多く、次いで「高齢による衰弱」が19.7%、「脳卒中(脳出血・脳梗塞など)」が16.9%の順でした。
身体の機能は、適切な運動を行えば、維持・改善することができます。「骨折・転倒」などの老化現象を予防し、年をとっても元気でいきいきと暮らせるようにするためにも「介護予防運動」が必要です。
「いきいき百歳体操」とは、高齢者の筋力向上を主な目的として高知市で考案された体操で、全国各地で取り組みが広がっています。
準備体操、筋力運動、整理体操の3種類で構成された約30分間の体操で、椅子に座りながらゆっくりと手足の上げ下げなどを行う体操なので、体力の低下している人でも行うことができます。
筋力運動では、手首や足首におもりを着けて、手足を動かします。おもりは一人ひとりの体力に応じて調整することができ、無理なく効果的に筋力をつけることができます。
唐津市では、介護予防への効果が実証されている「いきいき百歳体操」を週に1回、5人以上のグループで取り組む「地域の通いの場づくり」を進めています。
取り組むかどうかを決めるのは住民のみなさんで、運営もグループ主体で行います。
実施条件を満たすグループに対しては、地域包括支援センターの専門職員が立ち上げ支援を行っています。
次のすべての項目を満たすグループを対象に、初回から4回、その後3か月~6か月に1回、地域包括支援センターの専門職員が支援を行います。
1.市内に居住するおおむね65歳以上の人、5人以上のグループであること
2.グループで代表者を1人以上設けること
3.自主的に体操を行うことができること
4.週に1回以上、3か月以上継続して取り組むことができること
5.体操会場、椅子、DVDプレーヤー、テレビなどの必要物品が準備できること
6.地域の人で、新たに参加を希望される人の受け入れが、原則可能であること
市内で立ち上がった「いきいき百歳体操」の自主グループ一覧です。
活動内容は、いきいき百歳体操のほか、レクリエーション、茶話会など各グループで楽しく活動されています。
諸事情により活動を休止されている場合もあります。詳しくは地域包括支援センターに問い合わせてください。
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