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更新日:2023年9月27日
基幹災害拠点病院として、災害医療に対する備えの確認も含め、反復する定期的な災害訓練は不可欠です。災害による直接的な傷病者の診療のみならず、速やかな初動ののち基幹災害拠点病院としての役割を継続していくにあたり必要なことを、訓練を通じて確認し、今後の活動にいかしていくため。
令和5年9月15日(金曜日)午後2時00分から
佐賀県医療センター好生館(佐賀市)
平日の午後2時00分、佐賀市~小城市を中心に震度6強の地震が発生。佐賀市や小城市では多数の倒壊家屋があり多数のけが人が発生している模様。佐賀市内は広く停電、水道は断水、電話は不通の状態となっている。多数の傷病者の発生が見込まれ、好生館ではBCP(災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画)などのマニュアルを基に災害対応を実施する。
この好生館災害訓練には初めて参加させていただきました。患者役の看護学生に対しては、不安を少しでも取り除けるよう優しく声をかけながら観察・処置を行うことができました。
このような大規模かつ多数の外来患者がいる平日午後の病院というより現実的な状況の中での訓練に参加したことで、常に緊張感を持ち冷静に判断することがいかに難しく重要なことかを実感しました。
今回の訓練で得たことを今後の現場活動にいかしていきたいと思います。
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