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更新日:2023年7月26日

新唐津市民会館の建設について(令和5年6月21日回答)

ご意見・ご提案

日本フィルハーモニー交響楽団(以下・日本フィル)は「市民とともに歩むオーケストラ」をスローガンに48年間九州公演を続け、唐津でも45年前から、子どもたちに素晴らしい音楽を、唐津を文化の香る街にを目標に毎年日本フィルの演奏会を「唐津日本フィルの会」というボランティア団体として招いてきました。この長きに渡る45年間には多くの成果を生み出してきました。
・佐賀県初のオーケストラによるヴェートーベンの「第九」演奏会
・ジョスタコーヴィッチ「森の歌」公演での少年少女合唱団の結成
・唐津市民による完全な募金での外山雄三氏による「交響詩「まつら」の制作と演奏会
・唐津市教育プロジェクトの開催(計5回)
・唐津Jr.オーケストラ(現:まつらフィルハーモニー)結成のきっかけを作る
・唐津出身や唐津にゆかりのある音楽家の活躍の一翼を担う古賀大路さん(ピアノ)、坂本彩さん・リサさん姉妹(ピアノデュオ)、出口未来さん(ソプラノ)
今回の新市民会館の建設については、資材の高騰や今後の人口減・高齢化などの多くの理由から反対意見が多く出ていると報道などで知りました。当初の素晴らしい計画と異なり、キャパが800席の多目的ホールへの変更が進んでいるようですが、私たち「唐津日本フィルの会」としては、800席では日本フィルの公演を計画する段階で採算が取れずオーケストラの公演ができなくなります。
日本フィル九州公演は九州各県10地区の市民がボランティアで長年続けており、これは世界的にも類を見ない素晴らしい活動で、九州公演は文化庁からも高く評価されています。
市長の峰達郎氏と直接話氏をする機会があり、市長も新市民会館建設にあたり、周りの自治体からも高評価されるような素晴らしいホールを作りたいとお話をされていたのでぜひ実現していただきたいと期待をしておりました。
唐津には「唐津くんち」という素晴らしい祭りがあり、私自身も幼いころから〇〇町で関わっておりますので、曳山展示場の新築に関しては心躍らせておりますが、唐津市を「文化の香る街」にするには、唐津くんちだけでなく、それ以外の文化・芸術も充実させていく必要を強く感じています。
これからの未来を創っていく子どもたちのためにも、また日本フィルの公演を唐津で聴くことを楽しみにされている市民や特に高齢の方々にも、今だけではなくこの先の数十年までを見据えて、長く唐津市民が活用し、誇れるようなホールの建設を望みます。
日本フィルの演奏会は唐津市だけでなく、伊万里・有田・長崎県波佐見・佐世保や人口が増えている福岡県糸島からも多くお越しいただいておりますので、唐津市の人口だけで測れるものではありません。
福岡県大牟田市でも日本フィルの演奏会は毎年開催されています。大牟田市は唐津市よりも人口は少し少ないですが、2022年9月に(公財)日本フィルハーモニー交響楽団と音楽を通した魅力あふれるまちづくり推進協定を締結し、今年2月の公演では多くの子供たちを公演に招待されています。質の高い音楽文化を通して次世代を担う子供たちの育成を推進されています。大牟田市から福岡市へ足を運ぶのは、唐津から福岡市や佐賀市へ足を運ぶのと同じくらいの時間ではあります。しかし生活する地・育ってきた街で経験することも非常に大事なことだと思います。
ぜひ1,000席規模の「音楽ホール」の建設を進めていただきますようお願いいたします。

お答えします

新市民会館は、市の文化の中核施設として、また市民の文化芸術活動や優れた文化芸術に触れる場として、より多くの方を収容できるホールを目指して設計を進めていました。
しかしながら、建設費用が近年の著しい物価高騰などにより想定を大幅に超える見込みとなったため、あらためて建設費用の削減に向け、新唐津市民会館(仮称)基本計画に沿って設計内容の検証を行っています。
ホールの席数については、800人収容ベースの多目的ホールとした基本計画の内容を踏まえつつ、新たな市民会館が市民の皆様に親しまれ、多くの方に利用していただける施設を目指し、将来を見据えて整備を進めていきます。
この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

内容分類

税・財政・市政全般・その他

問い合わせ

新市民会館建設推進室 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

電話番号:0955-53-7183