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更新日:2023年8月31日
唐津市において、「唐津市介護職員等就職支援金」という取り組みをされているかと思います。この窓口は、「唐津市保健福祉部高齢者支援課」となっており、チラシを見ると介護保険施設へ就職した方に限られています。
介護職員は老人施設だけではありません。障がい者の方々をお世話していただいている職員も、立派な「介護職員」です。
「唐津市で介護職員として働きたい」そんな方々を応援する趣旨はわかります。しかし、高齢者施設に就職した人だけというのは、「差別」ではないですか?
唐津市でいう「介護職員」とは、「高齢者施設で働く方々」だけなのでしょうか。
このような税金の使い方は、不適切ではないですか。
少子高齢化の進展に伴い、介護サービスの需要はますます高まることが予想され、担い手である介護人材を安定的に確保することが課題となっています。
唐津市内でも介護職員の不足により複数の介護施設等が廃業・休止されている状況です。
市では今回、新たに介護職員等として就職された人を支援することで市内介護施設等の人材確保と定着を図り、安定した介護サービスの提供を継続することを目的として、介護職員等就職支援金を創設しました。
超後期高齢化社会を見据えての取り組みである趣旨をご理解いただきますようお願いします。
また、ご意見にありますように介護職員は介護施設等だけではありませんので、今後、障がい福祉施設に就職する介護職員等に対する支援についても、市内の障がい福祉施設の介護職員等の過不足の状況や県内の他市町の状況を把握し、協議を行っていきたいと考えています。
この度は貴重なご意見ありがとうございました。
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