ホーム > 暮らし > 消費生活 > 広報・啓発・注意喚起 > 【注意喚起】エステサロンなどでのHIFU(ハイフ)施術にはリスクがあります!
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更新日:2023年11月1日
消費者安全調査委員会で、「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故」の事故等原因調査報告書が取りまとめられました。
この報告書では、HIFU施術は神経や血管の位置などの解剖学の知識を有する者が、機器の特性や施術方法を熟知して行う場合を除いては、人体に危害をおよぼすリスクが高い施術であるものの、リスクが利用者に十分に認識されていない実態があることが指摘されています。
High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の略で、超音波をレンズで焦点を合わせるように、皮膚表面から数ミリ深い場所に集中して照射することで、その部分を高温に加熱するものです。
前立腺がん治療などに使用されている技術で、美容で用いられるものは、その技術を転用したものです。
HIFUによる事故は、事故情報データバンクにおいては、2015年に初めて事故登録されてから増加傾向にあり、特にエステサロンで、その傾向が顕著です。
傷病の内容では「神経・感覚障がい」が最も多く、部位別でみると顔への事故が70パーセントを占めています。また、「神経・感覚の障がい」は全て顔で発生しています。
エステティック業界の主要団体では、自主基準によりHIFU施術を禁止していますが、非加盟の店舗でHIFU施術が行われていることがあります。また、店舗に置かれたHIFU機器を利用者自らが扱うセルフエステや自宅などで利用者自らが施術することもあります。
HIFUとは何か、どのようなトラブルが発生しているのか、そのリスクをしっかりと認識しましょう。
エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故(消費者庁ホームページ)(外部サイトへリンク)
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