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更新日:2024年3月22日

新唐津市民会館(仮称)管理運営計画(案)についての意見

意見募集結果

意見募集期間 令和6年1月15日(月曜日)から令和6年2月15日(木曜日)まで
意見提出者 8人
提出方法 メール、窓口、ファクス

公表した案など

住民からの意見

1.はじめに(4)施設の概要(8ページ)

意見の趣旨

  • 他市のホール運営に携わったことがあるが、小ホールのコンサート利用については十分な検証が必要だと思う。
  • 平土間にイスを並べて開催すると、後ろからステージが見えないとの意見が多く、開館後に、移動収納できる段床を用意することになった。
  • 主催者が準備や撤去を行うこととしたが、利用団体が高齢の場合は施設側が行うことが多く、負担(人件費、時間)が大きかった。

市の考え方

いただいたご意見については、今後の参考にします。

 

2.新唐津市民会館(仮称)の目指すべき将来像(2)施設管理運営の基本方針(9ページ)

意見の趣旨

  • 唐津には、あまり知られていないが、プロ集団で公演をされていた人がいて、現在は公民館でのサークル活動をされている。
  • 公民館は防音設備がなく、立ち回り確認の一面鏡張りの部屋もないため、継承されず終わっていく芸術もたくさんある。
  • 広い分野での利用を考えていくと使用率も上がっていくだろう。

市の考え方

9ページの【基本方針2】に記載のとおり、市民文化団体などのこれまでの取り組みを継承するため、次世代の担い手育成に取り組む予定です。

 

3.事業計画(3)事業計画(14ページ~16ページ)

意見の趣旨

  • 唐津の規模であれば多くの文化活動があると思うが、市民会館の建物は建ってもソフト事業をイメージできない。
  • 自主事業について興味があるのか。図書館であれば文芸を、市民会館であれば演劇などの文化を育てる考えがあるのか。
  • ぜひ、胸打つ文化芸術を市民会館で鑑賞したい。

市の考え方

新唐津市民会館(仮称)の開館を契機に、鑑賞だけでなく体験・育成、交流・連携などに取り組む予定です。

 

3.事業計画(3)事業計画(14ページ~15ページ)

意見の趣旨

  • 「子ども」「子供」「こども」などの表現がバラバラである。
  • 「子供」は人権・同和の観点から使用していない(こどもは、おとなのお供ではないとの理由)。
  • よって表記は、「こども」「子ども」の使用を。ちなみに、国はこども家庭庁、市はこども家庭課とひらがな書きになっている。

市の考え方

  • 読みやすさの観点から、文章中にでてくるものは「子ども」で統一します。
  • また「夏休みこどもフェス(仮称)」はイベントの名称であるため、現時点では変更しないこととします。

 

3.事業計画(3)事業計画(16ページ)

意見の趣旨

共用部門事業の「幼稚園、保育園、小中学校や、市民団体などが、…」の表記について、「高等学校」も加筆するべきではないか。

市の考え方

ご指摘のとおり、表現を改めます。

 

4.利用形態(2)休館日・開館時間(20ページ)その1

意見の趣旨

  • 曳山展示場の開館時間について、午後9時までとあるが、以前は閉館後の2~3時間を利用して、開館時には実施できない曳山関係の撮影や設備の点検、修繕、館内の定期清掃などの作業対応を行っていた。
  • こうした作業を、全て午後9時以降に実施することは現実的ではないように思う。

市の考え方

令和6年度に施設設置条例の検討を行いますので、今回のご意見もふまえて、冬場など、観光客が少ない(ツアーが造成されにくい)であろう時期については、適切な開館時間の検討を行います。

 

4.利用形態(2)休館日・開館時間(20ページ)その2

意見の趣旨

窓口業務(予約受付)のしめ切り時間は、閉館の30~45分前くらいにした方がよい。残業などの無いような労働時間、働きやすい交代制の職場環境を整えてほしい。

市の考え方

  • 20ページのとおり、施設の閉館時間は午後10時、窓口業務の締切時間は午後9時としています。
  • 窓口業務の対応時間は、午前9時から午後9時までの12時間になりますが、2交代制(早出、遅出)で2人ずつ従事する想定です。

 

4.利用形態(2)休館日・開館時間(21ページ)

意見の趣旨

  • 大ホール、小ホールの利用決定方法について「月の一定の期間(毎月1~10日など)に利用申込みを受付け」とあり、一見、利用者にやさしく見えるが、重複があった場合「10日後の抽せんにまた来ていただくのか」「遠方からの申請(プロモーターなど)はどうするのか」「代行抽せんの公平性は保たれるのか」などの問題が懸念される。
  • これらを考えると、申請は受付開始日の開館時に申請に来た人順とし、重複した場合は抽せんという方法が良いのではないか。

市の考え方

旧会館では、施設予約を先着順としていたことで、前日の夜から施設入り口に並ばれようとした事例があり、先着順によるデメリットを解消するために考えた方法です。

いただいたご意見については、今後の参考にします。

 

4.利用形態(3)利用規則(21ページ)

意見の趣旨

大ホールの貸出区分について、「1、2区分だけを利用する場合は、前後の時間帯を1時間単位で延長利用できる」とあるが、清掃業務を考えると、次区分の予約がある場合は、延長不可としたほうが良いと思う。

市の考え方

ご指摘のとおり、表現を改めます。

 

4.利用形態(4)施設使用料及び曳山展示場入場料の考え方(22、23ページ)

意見の趣旨

  • 会議室などの利用目的が、「営利目的」の場合の利用料金が定められていない。
  • 利用者として「買取」「グッズ販売」などの業者の利用も多いと思われるため、市民への利用促進の観点からも、別途、「営利目的」の利用料金設定が必要だと思う。

市の考え方

ご指摘のとおり、「営利目的」の場合の利用料金の規定を加筆します。

 

4.利用形態(4)施設使用料及び曳山展示場入場料の考え方(25ページ)

意見の趣旨

  • 曳山展示場入場料の市民割引は、住民サービス向上のために導入を検討してほしい。
  • その他、市内施設などとの共通券の発券、また、携帯電話(スマホ)アプリでの割引クーポン発券も検討できるのではないか。

市の考え方

  • 25ページのとおり、曳山展示場入場料の市民割引や共通券の発券は、新規導入の検討を行うこととしています。
  • その他、割引クーポンなども他市の事例を調査しながら、検討を行います。

 

7.広報計画(1)基本方針(31ページ)

意見の趣旨

  • 「プロモーター・旅行会社等への営業活動を実施します。」とあるが、クオリティの高い(人気がある)催しについては、プロモーターは1,000席以上のキャパを求める。
  • ただし、そこでしか出来ない明確な理由がある場合は別。
  • ホールの特性をどう作り上げるかが重要である。

市の考え方

  • 特にホールは、市民利用を基本として考えていますが、プロモーターに対しても新会館の売りをしっかりアピールしていく予定です。
  • また、くんちシアターやくんち体験コーナーなど、新たなコンテンツを加えた新曳山展示場についても、旅行会社に売り込んでいく予定です。

 

7.広報計画(3)ネーミングライツ等の考え方(32ページ)

意見の趣旨

  • ネーミングライツは導入しないほうがよい。導入すると、企業側のイメージが強くなる。
  • 市民に慣れ親しむ一定の名称(公募など)の導入を考えてほしい。

市の考え方

  • 32ページに記載のとおり、ご指摘と同様の懸念を持っているため、ネーミングライツは導入しないこととしています。
  • また31ページに記載のとおり、開館前の取り組みとして、愛称やロゴマークの募集などに取り組む予定です。

 

8.収支計画(4)収支概算(37ページ)その1

意見の趣旨

  • 市民会館の使用料収入見込みについて、1,230万円と試算されているが、旧会館の収入の内訳として、ホール側の収入が約600万円、会議室側の収入が約600万円程度だった。
  • 今回、ホール座席数を1,200席から829席に圧縮したことで、有料興行での需要は減少すると思われるため、新しい施設で注目を集めることを加味しても収入見込みには届かず、1,000万円程度になると思う。
  • 使用料収入の見込み額を下方修正したほうが良いのではないか。

市の考え方

  • 大ホールの目標稼働率である55%をもとに、諸室が年間200日稼働する前提で、使用料収入の見込みを算出しています。
  • いただいたご意見は、今後の参考にします。

 

8.収支計画(4)収支概算(37ページ)その2

意見の趣旨

  • 曳山展示場の入場料収入の見込みについて、新規の展示場ということで入場者数は上昇すると思う。
  • ただし、現在の入場料310円の2倍以上の700円に設定した場合では、92,000人を達成するのは難しいと思う。
  • 入場料を500円くらいに設定した場合、旅行者のツアーに組み込んでいただきやすくなり、入場者数の目標人数以上の効果が見込めると思う。
  • 単価が下がる分、総収入は減少すると思うが、入館者が増えることは、街の活性化という意味では大きな波及効果が得られると思う。
  • 入場料を下げたうえで、入場料収入の見込み額を下方修正したほうが良いのではないか。

市の考え方

  • 曳山展示場の入場料については、市が令和4年3月に定めた「公共施設の使用料適正化に関する方針」により、新施設の維持管理(運営)に係るコストを、目標入場者数で割って算出しています。
  • 継続して検討予定の、入場料の市民割引や年間パスポートの導入、旅行会社へのPRなどにより目標入場者数を目指して取り組みます。

 

9.開館に向けて(4)開館記念事業(40ページ)

意見の趣旨

開館事業として色々な例示があったが、2016年におこなった合唱組曲「唐津」を取り上げてほしい。市が制作した曲であるし、改めて市民に周知するよい機会になる。市民合唱団とまつらフィルハーモニーオーケストラとの共演ができればより良い。

準備などにも時間がかかるであろうから、できるだけ早期に検討してほしい。

市の考え方

開館記念事業については、令和6年度から検討しますので、いただいたご意見は、今後の参考にします。

 

その他の意見

以下については、今回パブリックコメントを募集した管理運営計画(案)以外へのご意見であるため、回答は差し控え、内容を紹介するのみとします。

いただいたご意見は、必要に応じて関係部署で情報を共有し、今後の参考にします。

意見の趣旨

  • 市民が利用しやすいようにするならば、駐車場問題は大きい。
  • 以前は大きなイベントがあると大渋滞になるし、ちょっとした会議にも無料で駐車できるスペースが足りなかった。
  • 週2日以上利用されない施設部分を計画から削除すること。
  • 必要性が実証できていない施設部分を削除する代わりに、市民、特にお子様や子育てをされるパパやママ、小中高生に対し、無料で開放されている「からつのこどもたち」がいつでも集まれる場所を、インドア・アウトドアの両方が楽しめる環境・施設として新しい唐津市民会館の要素に加えてほしい。
  • この施設は同時に地域の災害時において避難場所、さらに避難時の継続的な教育施設としても活用できるものであること、さらには、唐津市内で不足する宿泊施設、また中長期の移住に対応できる施設を計画に加えてはどうか。
  • 必ずしも計画の停止を述べているのではなく、「市民に必要とされている」、また「存在意義がある」という視点での中身にして欲しいという願いであり、真の意味での価値を生み出す場所としてほしい。
  • 昨今は、外に出かけず配信などでお金を支払い、芸術を楽しむことが増えている。
  • 旧唐津市民会館でコンサートをやっても集客が大変だったこともあり、大ホールは通常2つに分かれていて、小規模コンサートや公演ができ、広く使用したいときに開放して大きく使うことができたらありがたい。
  • トイレも同じフロアに1か所集中で作ってしまうと、大きいイベントの際には大行列になるので、小スペースの多目的トイレを複数作ってほしい。
  • 地域には昔から伝わる踊りや音楽などの活動があるが、環境が整った場所や利用しやすい場所がなく困っている。
  • 活動室のような防音・鏡張り(できたら開閉式がよい)の部屋はたくさん必要だと思う。
  • 大ホール裏の楽屋など、ホールの使用が無いときは空間をつなげて活動室として使えると、細長い空間であっても踊りには最適である。
  • 旧会館にあった大会議室、中会議室、第1~3会議室に該当するスペースがない。
  • 旧会館の諸室では、展示販売、販売説明会等の商業的利用および研修講座、集会・会議、展覧会などの市民利用があった。
  • 商業的利用に比較して、会議などの市民利用が圧倒的に多かった。
  • 通常、地域の集まりなどは地区公民館等で開催可能であるが、市全体からの参集となると、やはり唐津中心部が利便性がよい。
  • 市に問い合わせたところ、市民交流プラザ・市役所本庁舎大会議室があるではないかとの回答であったが、それぞれ性格が異なり、とても無神経と思える。
  • 新市民会館の建設により市民が等しく文化を享受することはうれしいが、欠けていることについては再考をお願いしたい。
  • 交通の面からの立地が悪すぎる。
  • 市民会館の敷地は公園的な空間の確保が求められるが、そうした空間への配慮が全くない。
  • 新市民会館の計画では800席前後の大ホールが設置予定だが、類似の肥前町ハーモニーが600席ほどだ。加えて、浜玉町のひれふり会館(800席)を修繕費3億円を惜しんでなぜ壊したのか。
  • 現在、市はアルピノを民間譲渡しようとしているが、これをやめて、仮設の曳山展示場をそのまま常設展示場に、アルピノのビル部分の定階部分を、多少改造して小規模の公会堂や大小会議室にすれば、わずか数億円かそれらの費用で、100億円を超える市財政の浪費をせずに済むはずだ。再検討されることを切に願う。
  • 新曳山展示場を図面で見る限りでは、屋外での曳山の清掃作業をするスペースがあまりないように思える。
  • 旧会館の展示場では、格納庫の扉の外はすべて駐車場になっており、作業を行う上では問題なく使用できていた。唐津くんち前後には、同時に7~8町が作業にあたるケースがあり、敷地内での対応は難しいように思われる。
  • 作業場所の付近には電源や水道が必要になる。
  • アルピノの中庭みたいに、屋根もしくは長いひさし(照明付きの)があれば、急な雨や夜間にまで及ぶ作業にも対応ができると思う。

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観光文化施設課 

〒847-8511 佐賀県唐津市西城内1番1号

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