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更新日:2022年6月16日
こんにちは。唐津市水産業活性化支援センターの村山です。
唐津市では平成24年度から九州大学と共同研究で「新水産資源創出研究プロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトでは、水産業の活性化と地域の活性化を目指して、相賀の水産業活性化支援センターで、マサバなどの完全養殖技術の開発、ケンサキイカの先端的研究、バイオ水産技術の開発を実施しています。
今回は、1月30日から31日に福岡市で開催された九州・山口養殖魚介類フェスタにマサバを出品したのでその様子と、2月16日にRKBの今日感テレビの「青空キッチン」がマサバの取材に来られたので、その様子を紹介します。
フェスタは一般社団法人九州経済連合会の主催で、1月30日から31日に福岡市役所ふれあい広場で開催されました。
フェスタには私たちの完全養殖マサバ以外にも九州各県からマグロやブリ、ウナギなど多彩な養殖魚が出品され、天気にも恵まれてたくさんのお客様でにぎわいました。
私たちはマサバの水槽展示と試食会を実施しましたが、試食開始の1時間前には行列ができ始め、試食を開始するころにはたくさんのお客様が並ばれました。
予定数を超えるお客様に来ていただいたので、午前の部で試食できなかった方には午後の部に回っていただきました。
試食は30日、31日の両日とも午前、午後の2回ずつ実施しましたが、毎回大盛況で、たくさんのお客様に試食していただくことができました。
気になる完全養殖マサバの評判ですが、試食会場のテントの中で聞いていると、「美味しい」という声があちらこちらから聞かれました。
また、何人か試食された方に尋ねると、「魚の臭みがなくて、とても美味しかった」というご意見を多くいただきました。
青空キッチンは旬の食材を求めて中継車で農村や漁村を訪れ、食材の紹介をすることとあわせてその場で料理をして食べてみようという企画で、RKBの今日感テレビという番組の中で生中継で放送されます。
当日はレポーターの高田課長さん、料理家の三溝先生に来ていただいて、強風で朝から小雪が舞う厳しい寒さの中、まずは船で唐津湾に出てマサバの養殖状況を中継していただきました。
その後、相賀の漁港に戻って、焼きサバときのこの炊き込みご飯を作っていただき、最後に放送スタッフの方や養殖業者の方、活性化支援センター、佐賀玄海漁業協同組合、佐賀県玄海栽培漁業協会のみなさん方と試食をしました。
大変寒い中ではありましたが、料理は完全養殖マサバならではの上品な脂と旨みがご飯にしみ込んで、みなさん「美味しい」を連呼され大好評でした。
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